スマホでのホワイトバランスについて

on 4 11月 2023 by

“スマホで写真を撮影した時に、実物と写真の色味が違う・・・という経験をしたことがある人は多いでしょう。スマホカメラでは色の補正をすることでより素敵な写真の撮影が可能です。この色の補正をすることを「ホワイトバランス」と言います。ここではホワイトバランスについてまとめてみましょう。
【ホワイトバランスとは?】
ホワイトバランスとは撮影環境での光の色の影響を補正して、白を白く写すための機能です。光はその種類によって様々な色や特徴を持っており、光によってはカメラで撮影すると白色が肉眼で見るよりも黄色く
写ってしまったり、青く写ってしまったりすることもあります。
【スマホでのホワイトバランス調整】
スマホの多くの機種では、ホワイトバランスを調整する機能が搭載されています。スマホでのホワイトバランス調整では、暖かみのある色合いにしたり、クールな青みがかった色合いにしたりすることで見やすい色合いに調整することを言います。つまり見やすい色合いにするために、白をベースにしてカラー調整していく機能です。
【スマホでのホワイトバランスの調整方法とは?】
ではスマホカメラでホワイトバランスを調整する方法をAndroid版、iOS版それぞれまとめてみましょう。
<Androidでのホワイトバランスの調整方法>
例えばAndroidのGalaxyでは、カメラの[プロモード]に切り替えることで、手動でホワイトバランスの数値を調整できます。またプロモードではホワイトバランスの他、ISO感度やシャッタースピードも変更することが可能です。またPixelシリーズでも撮影時にピントを固定したら下にある色温度調整のバーから目視でホワイトバランスをある程度調整することができます。ただし数値は出てきませんのでご注意ください。
実際にホワイトバランスを調節する手順は以下の通りです。
1、[設定]から[画目設定]をタップする
2、画面設定から[ホワイトバランス]をタップする(バージョンによっては詳細設定の配下にある場合もあり)
3、ホワイトバランスから「R(赤Red)」「G(緑Green)」「B(青Blue)」のスライダーを調節する
例えば液晶を青っぽくしたいのであればBのスライダーを右へ動かす。
<iPhoneでのホワイトバランスの調整方法>
iPhoneではカメラ撮影時の段階でGalaxyやPixelのようにホワイトバランスを調整することはできません。インストールした別のカメラアプリなどで対応するようにしましょう。
【ホワイトバランス設定でブルーライトをカットできる】
AndroidのXperiaシリーズではホワイトバランスを調整することでブルーライトをカットできます。
ブルーライトとは液晶ディスプレイなどからでる青い光のことです。可視光線の中でも最も波長が短いため、ブルーライトはエネルギーが強力。強い光は目の網膜に到達して目にダメージを引き起こしやすいです。またブルーライトを長期間浴び続けることで、体内リズムの乱れを誘発することもあるでしょう。ホワイトバランスを調整して青い光をカットすることで、目への負担を減らすことができます。
【ホワイトバランスの設定項目とは?】
Xperiaのホワイトバランスには5つの設定項目があります。ホワイトバランスの設定項目は以下の通りです。
<クリエイターモード>
クリエイターモードは映像制作の基準として使われることが多いです。クリエイターの意図した色調を忠実に再現しています。
<スタンダードもオード>
Xperiaがソニー独自開発の色域を拡張した色で表示します。Xperiaの画面文字を色鮮やかに見たい場合におすすめの設定です。
<自動クリエイターモード>
自動的にクリエイターモード適用になります。
<低残像設定>
画像をなめらかに表示して、動きの速い動画でも残像感を低減して、クリアに見えます。
<動画再生時の高画質処理>
動画再生時に模様、輪郭を強調することで、きめ細やかな質感を再現できます。”

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